Category: コラム

ハワイアン♪

音楽の時間にウクレレを習っている、ハワイアン。4弦のウクレレでコードを押さえて、ハワイ語で歌う。下手くそでも楽しくなる。不思議だ。

講師の先生は見るからに日本人ではなく現地の人に見える程。ウクレレの音が響くとハワイに行ったような気がしてくる。これも不思議。

戦後、沖縄の豚がいなくなったとき、わざわざハワイから何百頭の豚を運んできてくれた歴史がある。今の沖縄の豚は、まさにハワイからの歴史的な豚なのである。

ハワイは多くの日本人観光客が行くリゾート地。ハワイを開拓した日本人。

知らずにハワイの音楽を聴いて、心にハワイの風が吹くのはこんな理由からなのだろうか。

夏が過ぎ・・・

夏が過ぎ、少し寂しげな時期になると思う浮かぶ俳句がある。

「鐘つけば銀杏散るなり建長寺」

夏目漱石のものだ。銀杏が散っていく様子から、これから冬を迎えるんだな、という気持ちを表現した句なのか。

正岡子規

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」

の句は漱石の句がもとになっていると聞いたことがある。漱石が季節をしみじみと感じているのに対して子規の句は少し面白い。柿を食べながら、鐘の音を聞いている。まさにミスマッチ。

新しいことを考えたり、実行しようとするときは、これほど大胆になれるだろう。

正岡子規はある意味凄い!!と思うのは私だけだろうか。

先日、映画を見ました。

先日、映画を見ました。『沈黙のパレード』…題名からして怪しい。

パレードならば、にぎやかなイメージのはずだ。こんな疑問を持って見ていると、冒頭、幼児殺しの犯人が黙秘で無罪を勝ち取ってしまう。黙秘=沈黙だ。この犯人の沈黙から、関係者に沈黙が連鎖してしまう。真実を伝えられず、守るべき人をかばい、沈黙を続ける。

英国の評論家の一説に「雄弁は銀、沈黙は金(キン)」と聞いたことがある。沈黙は常に雄弁に優るものではなく、時に優るのである。単に沈黙を頑なに守るのではなく、黙るべきタイミングがもっも大切なのではないだろうか。

『島守の塔』を見てPart.4

沖縄に“カチャーシュー”という島独特の踊りがある。手の動きがなかなか真似できない。”喜びも悲しみもみんな一緒”と島守の塔の映画では紹介されていた。三線から響く島唄は心にドンドン響く。そして将来に向かう前向きな気持ち。まさに”ちむどんどん”である。

修学旅行で沖縄に度々訪れるが、次回の訪問ではまた違った意味で沖縄を感じることができる気がする。

歴史上忘れてはならない沖縄戦を思う。

『島守の塔』を見てPart.3

「島守の塔」に出てくる沖縄県知事は神戸出身です。神戸から沖縄に赴任する時に残された家族は反対したが、「自分が行かなければ、誰かが行くことになる。」と言い沖縄に向かう。

我々は、この責任ある言葉の上に“自由”が存在することを忘れてはならない。その誰かになることは、人としての生きる道であり、道しるべであると思われてならない。

いろいろな問題が存在するが他人事としない思いはいつの世も同じであると思う。沖縄問題は他人事でないと思うのは私だけだろうか。

『島守の塔』を見てPart.2

沖縄は終戦後、アメリカの占領下におかれ本土復帰して50年。

学生時代、友人がパスポートで帰省する姿があった。今では自由に行き来できるが、それまでは沖縄県民の生活も想像をはるかに超えている。

今年の5月BS‐NHKで放送されたドキュメンタリー番組では、沖縄の基地問題を笑いに変えて県民を和ませているお笑いグループが紹介されていた。

本土が終戦を迎えていても、沖縄ではまだ終戦ではないのだ。前向きに基地問題を笑えに変える若者の姿は“感動”しかなかった。番組を見た方には、どのように基地問題を見ているのだろうか。

参考資料 NHKプレミアムカフェ 「笑う沖縄 百年物語」

『島守の塔』の映画を見てきました。

戦争の悲惨さは想像できても、実際の現場での状況や人の心情は全く想像ができない。

際立つのは、15~16歳、いやもっと年齢が下の女生徒が負傷兵を看護したり、ひめゆり部隊として島の警備について島を守ろうとしていた。胸が痛む。

このような歴史の上に我々は立っていることを忘れてはならない。今の生活が普通にできることの有難さ、大切さを痛感する。

『君は特別な人だよ』夢作志第2校歌

私どもの校歌は2つ存在する。

一つは『自分を信じて』二つ目は『君は特別な人だよ』である。

二つ目の『君は特別な人だよ』は人それぞれ違っていい。親から見ると子どもは特別。

“生まれてきてくれてありがとう“というメッセージが含まれている。

親子の関係が上手く行かないときは、お互いの事を振り返ってみるのも一つの方法ではないだろうか。

最近「死にたいです。」とい人の相談を受けました。

死にたいと思う一方、生まれてきてくれてありがとうも同時に考えてほしい。

『酒は百薬の長』…

物事を見るには一方向ではなく多方向から見ると色々なことを発見出来る。

国語の授業では「酒は百薬の長」という諺が出てくる。

歴史では貝原益軒(かいばら えきけん)の言葉として紹介されている。

この方の言葉は、後世に受け継がれたのは前半部分の「酒は百薬の長」だけで、

後半部分の「ただし、万病のもと」は隠され受け継がれなかった。

物事は一方向だけでなく、多方向を見ることで前進出来る時もある。

教訓としたいことばのひとつだ。

『北の国から』

私の友人に「北の国から」の黒板五郎さんのモノマネをする人がいる。

昔、記念行事の際、五郎さんのモノマネで前説をすることになった。

セロハンテープを顔中に貼り、顔のつくりはそれなりの出来上がり。なかなかのものだった。

ところが、前説が始まると「あれ!?」と思うほど違って見えてしまう。

人の心は簡単に真似ができるものだろうか。外側の事は真似出来ても内側はなかなの現実。

田名邦衛さんのような国民的俳優は今後出現するだろうか。期待して待つのは私だけだろうか・・・。

By Boss