Category: コラム

先日、映画を見ました。

先日、映画を見ました。『沈黙のパレード』…題名からして怪しい。

パレードならば、にぎやかなイメージのはずだ。こんな疑問を持って見ていると、冒頭、幼児殺しの犯人が黙秘で無罪を勝ち取ってしまう。黙秘=沈黙だ。この犯人の沈黙から、関係者に沈黙が連鎖してしまう。真実を伝えられず、守るべき人をかばい、沈黙を続ける。

英国の評論家の一説に「雄弁は銀、沈黙は金(キン)」と聞いたことがある。沈黙は常に雄弁に優るものではなく、時に優るのである。単に沈黙を頑なに守るのではなく、黙るべきタイミングがもっも大切なのではないだろうか。

『島守の塔』を見てPart.4

沖縄に“カチャーシュー”という島独特の踊りがある。手の動きがなかなか真似できない。”喜びも悲しみもみんな一緒”と島守の塔の映画では紹介されていた。三線から響く島唄は心にドンドン響く。そして将来に向かう前向きな気持ち。まさに”ちむどんどん”である。

修学旅行で沖縄に度々訪れるが、次回の訪問ではまた違った意味で沖縄を感じることができる気がする。

歴史上忘れてはならない沖縄戦を思う。

『島守の塔』を見てPart.3

「島守の塔」に出てくる沖縄県知事は神戸出身です。神戸から沖縄に赴任する時に残された家族は反対したが、「自分が行かなければ、誰かが行くことになる。」と言い沖縄に向かう。

我々は、この責任ある言葉の上に“自由”が存在することを忘れてはならない。その誰かになることは、人としての生きる道であり、道しるべであると思われてならない。

いろいろな問題が存在するが他人事としない思いはいつの世も同じであると思う。沖縄問題は他人事でないと思うのは私だけだろうか。

『島守の塔』を見てPart.2

沖縄は終戦後、アメリカの占領下におかれ本土復帰して50年。

学生時代、友人がパスポートで帰省する姿があった。今では自由に行き来できるが、それまでは沖縄県民の生活も想像をはるかに超えている。

今年の5月BS‐NHKで放送されたドキュメンタリー番組では、沖縄の基地問題を笑いに変えて県民を和ませているお笑いグループが紹介されていた。

本土が終戦を迎えていても、沖縄ではまだ終戦ではないのだ。前向きに基地問題を笑えに変える若者の姿は“感動”しかなかった。番組を見た方には、どのように基地問題を見ているのだろうか。

参考資料 NHKプレミアムカフェ 「笑う沖縄 百年物語」

『島守の塔』の映画を見てきました。

戦争の悲惨さは想像できても、実際の現場での状況や人の心情は全く想像ができない。

際立つのは、15~16歳、いやもっと年齢が下の女生徒が負傷兵を看護したり、ひめゆり部隊として島の警備について島を守ろうとしていた。胸が痛む。

このような歴史の上に我々は立っていることを忘れてはならない。今の生活が普通にできることの有難さ、大切さを痛感する。

『君は特別な人だよ』夢作志第2校歌

私どもの校歌は2つ存在する。

一つは『自分を信じて』二つ目は『君は特別な人だよ』である。

二つ目の『君は特別な人だよ』は人それぞれ違っていい。親から見ると子どもは特別。

“生まれてきてくれてありがとう“というメッセージが含まれている。

親子の関係が上手く行かないときは、お互いの事を振り返ってみるのも一つの方法ではないだろうか。

最近「死にたいです。」とい人の相談を受けました。

死にたいと思う一方、生まれてきてくれてありがとうも同時に考えてほしい。

『酒は百薬の長』…

物事を見るには一方向ではなく多方向から見ると色々なことを発見出来る。

国語の授業では「酒は百薬の長」という諺が出てくる。

歴史では貝原益軒(かいばら えきけん)の言葉として紹介されている。

この方の言葉は、後世に受け継がれたのは前半部分の「酒は百薬の長」だけで、

後半部分の「ただし、万病のもと」は隠され受け継がれなかった。

物事は一方向だけでなく、多方向を見ることで前進出来る時もある。

教訓としたいことばのひとつだ。

『北の国から』

私の友人に「北の国から」の黒板五郎さんのモノマネをする人がいる。

昔、記念行事の際、五郎さんのモノマネで前説をすることになった。

セロハンテープを顔中に貼り、顔のつくりはそれなりの出来上がり。なかなかのものだった。

ところが、前説が始まると「あれ!?」と思うほど違って見えてしまう。

人の心は簡単に真似ができるものだろうか。外側の事は真似出来ても内側はなかなの現実。

田名邦衛さんのような国民的俳優は今後出現するだろうか。期待して待つのは私だけだろうか・・・。

By Boss

『ベイビー・ブローカー』を見たPart2

赤ちゃんを売り買いする母親とブローカー。それを取り締まる警察。この立場の違う三者が、許されたい者と許すも者の立場が逆転する。最後には三者が共通した目標を達成した。幸せとは何か。生まれてくることの意味とは。考えなくても感じてしまう映画、『ベイビー・ブローカー』

By.Boss

「ベイビー・ブローカー」を見たPart1

主役の俳優はソン・ガンホ。この人を見ると『グエルムー漢江の怪物』のアホ役を思い出す。

『パラサイト半地下の家族』では重厚な演技を見せ、ストーリーの中で重要な役割を果たしている。

俳優さんはどうして二面性を演じられるのか。直接会って聞いてみたいと思うのは私だけでしょうか?

By.Boss