Month: 9月 2022

先日、映画を見ました。

先日、映画を見ました。『沈黙のパレード』…題名からして怪しい。

パレードならば、にぎやかなイメージのはずだ。こんな疑問を持って見ていると、冒頭、幼児殺しの犯人が黙秘で無罪を勝ち取ってしまう。黙秘=沈黙だ。この犯人の沈黙から、関係者に沈黙が連鎖してしまう。真実を伝えられず、守るべき人をかばい、沈黙を続ける。

英国の評論家の一説に「雄弁は銀、沈黙は金(キン)」と聞いたことがある。沈黙は常に雄弁に優るものではなく、時に優るのである。単に沈黙を頑なに守るのではなく、黙るべきタイミングがもっも大切なのではないだろうか。

『島守の塔』を見てPart.4

沖縄に“カチャーシュー”という島独特の踊りがある。手の動きがなかなか真似できない。”喜びも悲しみもみんな一緒”と島守の塔の映画では紹介されていた。三線から響く島唄は心にドンドン響く。そして将来に向かう前向きな気持ち。まさに”ちむどんどん”である。

修学旅行で沖縄に度々訪れるが、次回の訪問ではまた違った意味で沖縄を感じることができる気がする。

歴史上忘れてはならない沖縄戦を思う。

『島守の塔』を見てPart.3

「島守の塔」に出てくる沖縄県知事は神戸出身です。神戸から沖縄に赴任する時に残された家族は反対したが、「自分が行かなければ、誰かが行くことになる。」と言い沖縄に向かう。

我々は、この責任ある言葉の上に“自由”が存在することを忘れてはならない。その誰かになることは、人としての生きる道であり、道しるべであると思われてならない。

いろいろな問題が存在するが他人事としない思いはいつの世も同じであると思う。沖縄問題は他人事でないと思うのは私だけだろうか。

大学合格体験記~10代の大切な時間を諦めなくてよかった

大場 輝子

令和3年 

慶応義塾大学文学部合格

私は高校2年の6月に中退し、2021年秋から夢作志学院の昼間部(大学受験コース)に通い始めました。遅めのスタートで、はっきり志望校を決めたのは高2の終わりでした。それからは共に頑張る友達にも恵まれて、現状の成績や目の前の難しぎる問題に絶望しながらも無謀なチャレンジを楽しむことができました。

慶応の文学部は英語長文が一題と小論文と歴史という組み合わせで試験が実施されます。最初は課題文の長さに唖然としましたが、あとから考えるとこの問題形式が文章を書くことが好きな私にはとても合っていました。私にとって一番の不安は世界史でした。過去問を解いていても苦手な部分になるとまるでダメで本番も同じことが起きるかもしれない・・・と直前まで絶望的な気持ちでいまいした。でも気持ちを切り替えて、これまで夢作志でやってきた勉強を信じてみることにしました。すると本番ではラッキーも重なり、かなりの部分を自信をもって埋めることができました。それでもちょっとできたらといって受かるほど簡単ではないと思っていたので、合格通知を見たときは本当に嬉しかったです。

受験を通して勉強面はもちろんのこと、内面の部分での大きな成長を得られました。また、身をもって挑戦することの大切さを学ばせていただきました。大学でも新たな出会いと学びを楽しみに、自分にできることを見つけていこうと思います。

10月15日(土)学校説明&体験授業

通信制高校星槎国際高等学校宇都宮キャンパス夢作志学院の

学校説明会&体験授業実施

ご参加お待ちしております。

日時 10月15日(土)13:00~15:00

①説明会

夢作志ってどんなところ?

②体験授業UVレジンで簡単アクセ&キーホルダー作り

③個別相談

参加ご希望の方は下記リンクよりお申込みください。

https://forms.gle/prJNPEDPztwwCyhr7

『島守の塔』を見てPart.2

沖縄は終戦後、アメリカの占領下におかれ本土復帰して50年。

学生時代、友人がパスポートで帰省する姿があった。今では自由に行き来できるが、それまでは沖縄県民の生活も想像をはるかに超えている。

今年の5月BS‐NHKで放送されたドキュメンタリー番組では、沖縄の基地問題を笑いに変えて県民を和ませているお笑いグループが紹介されていた。

本土が終戦を迎えていても、沖縄ではまだ終戦ではないのだ。前向きに基地問題を笑えに変える若者の姿は“感動”しかなかった。番組を見た方には、どのように基地問題を見ているのだろうか。

参考資料 NHKプレミアムカフェ 「笑う沖縄 百年物語」

『島守の塔』の映画を見てきました。

戦争の悲惨さは想像できても、実際の現場での状況や人の心情は全く想像ができない。

際立つのは、15~16歳、いやもっと年齢が下の女生徒が負傷兵を看護したり、ひめゆり部隊として島の警備について島を守ろうとしていた。胸が痛む。

このような歴史の上に我々は立っていることを忘れてはならない。今の生活が普通にできることの有難さ、大切さを痛感する。

第3回教育セミナーのご案内

『子供を正しく理解するためには』

10月10日(月・祝)

開催時間 10:00~12:10

発達障害系の問題は多岐にわたります。その中でも『グレーゾーン』と呼ばれている方々は、周りから正しく理解してもらえず、日々の生活の中で「生きづらさ」を感じています。当事者はもちろん・学校、会社などでも対応に困っているケースが年々増えています。

そこで、第3回目は”具体的な対応”を事例を交えてお伝えします。参加者の皆様の日々の対応で困っている事から「何が問題」で「どう対応すればいいか」を明確にし、即役立てられる内容で進めて参ります。

当事者の方々はもちろんのこと、お近くのお困りの方々もお声をかけ頂きまして奮ってご参加ください。

 【担当講師プロフィール】

詳しい案内はこちら(PDF)

※お申込み方のはこちらからお申込みください。

ご不明な点がございましたら、お電話またはホームページ内の問合せフォームより

お気軽にお問い合わせください。(担当:小林)

 

 

星槎国際高等学校宇都宮キャンパス夢作志学院第15期生 F.Gさん

私は中学1年の夏に学校へ行けなくなり。中学2年の冬に夢作志に入学し、高校3年までの5年間を夢作志で過ごしました。

私の場合、特に何か大きなきっかけがあったわけではなかったのですが、ある日を境に周りのみんなが自分の敵で、視線がとても怖いと感じるようになりました。

そんな中、少しでも外へ出るきっかけが欲しいと思い夢作志へと足を運びました。すると、当時も周りの人が怖くて外へ出られなかったのですが、不思議なことに教室に入った時の第一印象は「居心地の良い場所だな」というもので、ここなら行けるかも思い通い始めました。

もともと身体が弱く体調を崩しがちだったので、通い始めたころは週1回ほどのペースだったのですが、夢作志では勉強だけでなく気分転換に運動やカードゲームなど好きな事をして過ごす時間もあり、時には遠足や文化祭などのイベントを行っていたので、通うのが楽しくなり、徐々に2回、3回と増やしていき、最終的には、ほとんど休まないで通えるようになりました。

現在の私は、病気や怪我のリハビリを行う仕事に就くため、大学で日々勉強しています。この仕事は患者さん一人ひとりに向き合う必要があり、人との関わりがとても重要な仕事なので、昔は人とか関わるのが怖かった私が就こうとしているのはとても不思議なことだと思いますし、すごいことだなとも同時に思います。

最後に、私は夢作志で時には立ち止まって休んでも良いといことを学びました。体調が悪ければ休みながら、自分のペースで進んでいくことの大切さ夢作志は教えてくれました。

そんな自分らしさを尊重してくれる場所だったなと改めて感じました。