第3回
「『分からない』は悪いことじゃない。勉強が苦手な人ほど大切にしてほしいこと」
「この問題、分からない……」
勉強をしていると、必ずこんな瞬間があります。
そして、ここで「自分は勉強が苦手だ」と思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、「分からない」ということは、悪いことではありません。
むしろ、学ぶためのスタート地点です。
例えば、知らない英単語が出てきたとします。
「分からない」で終われば、そこで学習は止まります。
でも、
「この単語はどういう意味?」
「どうやって覚えたらいい?」
「例文を見てみよう」
と考えれば、「分からない」が「知りたい」に変わります。
数学でも同じです。
問題が解けなかったとき、
「自分は数学が苦手だ」
と決めつける必要はありません。
大切なのは、
「どこから分からなくなったのか」
を探すことです。
計算方法が分からないのか。
公式が分からないのか。
問題文の意味が分からないのか。
前の学年で学んだ内容が必要なのか。
「分からない場所」を見つけることができれば、そこから学び直すことができます。
M-Labが大切にしているのも、この考え方です。
「できない」を責めるのではなく、
「どこでつまずいているのか」
を一緒に探します。
そして、もう一つ覚えておいてほしいことがあります。
「人によって、理解するスピードは違う」ということです。
友達が10分でできる問題を、自分は30分かかるかもしれません。
それでも構いません。
大切なのは、自分に必要な時間を使って理解することです。
学習では、「早く終わること」だけが正解ではありません。
「なぜそうなるのか分かった」
「自分で説明できるようになった」
ということが、とても大切です。
そして、分からないときには、質問してください。
先生に聞く。
友達に聞く。
教科書を読み直す。
参考書を見る。
自分に合った方法を探す。
「分からないことをそのままにしない」という習慣は、これから先の学習でも大きな力になります。
勉強ができる人というのは、「一度も分からないことがない人」ではありません。
「分からないことに出会ったとき、どうすればいいかを知っている人」です。
だから、今日からは「分からない」を怖がらなくて大丈夫。
「分からない。だから、ここから始めよう。」
そんな気持ちで勉強に向かってみてください。