生涯勉強

私は還暦を過ぎているが、必要があって高等学校の商業科免許を取得中で猛勉強中である。

学生時代と違い、覚える、記憶するなどで、年齢を感じさせられる場面が多くなった。

元々の勉強不足もあるが、視力や集中力、特に文字が読みにくくなっている。

昔の人が「若いときには勉強しておくのだよと」よく耳にした。人間的な意味合いで捉えていたが、知識・技術面で直接的な学問に直結しているとは捉えていなかった。

教育を受ける側より教える側の方が重要で大変だ。教える先生は、授業準備、実施後の振り返り評価・改善、生徒の記録など膨大な作業がある。

先生を題材にしたドラマや映画はたくさんある。昔も青春学園ドラマが全盛期の時代があった。何を隠そう私もそのドラマを見て先生を目指した一人である。同級生も先生が多い。なぜだろう?

神戸在住の親友は英語の教師である。関西人だがあまり関西弁を話さない。むしろ標準語が普通である。私などは田舎者を隠すために人と話すことを避けていた時期があった。他の関西人はどこでも関西弁で話す。なぜ関西人はいつでもどこでも関西弁を話すのか不思議である。都が関西にあったからなのだろうか?「なんでやねん!」とツッコミを入れたいところである。