コナコーヒー

人にが稽好がある。

私はコナコーヒーが好きである。ブルーマウンテンキリマンジャロと並ぶ三大珈琲の一つだ。価格も高く気軽に購入したがたい逸品だ。収穫量も少なく、生産地がハワイということもある。肥沃な土壌と昼夜の寒暖差の気候が栽培の好条件である。山地の標高も250m~800mとそう高くない。

コナコーヒーは後味がスッキリで苦みが程よく何杯でも飲めそな味がする。個人の感想だが他のコーヒーの味と比べると分かると思う。その違いを意識して生産することは大変なことである。ハワイに行ってコナコーヒーの生産者に何を基準に生産されているか聞いてみたい。ハワイは日本人が開拓した土地だ。だから、特別だ。口にすれば答えが分かる。

気候条件に左右される栽培法は昔ながらであるが、人が物を購入する時は必ず理由がある。私は現地で出会ったとき、特別感があったわけではなく、飲んで単純に「美味しい」と感じたことが決め手だ。その味に出会うとすぐにハワイを思い浮かべる。不思議なつながりである。コナコーヒーの一杯が至福を感じる瞬間だ。

まさに昭和世代の名残の一つかもしれない。