星槎国際高等学校宇都宮キャンパス夢作志学院第15期生 F.Gさん

私は中学1年の夏に学校へ行けなくなり。中学2年の冬に夢作志に入学し、高校3年までの5年間を夢作志で過ごしました。

私の場合、特に何か大きなきっかけがあったわけではなかったのですが、ある日を境に周りのみんなが自分の敵で、視線がとても怖いと感じるようになりました。

そんな中、少しでも外へ出るきっかけが欲しいと思い夢作志へと足を運びました。すると、当時も周りの人が怖くて外へ出られなかったのですが、不思議なことに教室に入った時の第一印象は「居心地の良い場所だな」というもので、ここなら行けるかも思い通い始めました。

もともと身体が弱く体調を崩しがちだったので、通い始めたころは週1回ほどのペースだったのですが、夢作志では勉強だけでなく気分転換に運動やカードゲームなど好きな事をして過ごす時間もあり、時には遠足や文化祭などのイベントを行っていたので、通うのが楽しくなり、徐々に2回、3回と増やしていき、最終的には、ほとんど休まないで通えるようになりました。

現在の私は、病気や怪我のリハビリを行う仕事に就くため、大学で日々勉強しています。この仕事は患者さん一人ひとりに向き合う必要があり、人との関わりがとても重要な仕事なので、昔は人とか関わるのが怖かった私が就こうとしているのはとても不思議なことだと思いますし、すごいことだなとも同時に思います。

最後に、私は夢作志で時には立ち止まって休んでも良いといことを学びました。体調が悪ければ休みながら、自分のペースで進んでいくことの大切さ夢作志は教えてくれました。

そんな自分らしさを尊重してくれる場所だったなと改めて感じました。