グローバル時代

最近は天候不順もあり、よく空を見上げることがある。

昭和の坂本九さんが歌った「見上げてごらん夜の空を」を思い出す。1964年、昭和39年の歌である。

同じころにクレイジーキャッツの植木等さんの無責任男シリーズが映画化された。今でも思い出す歌詞が「金の無い奴はおれんとこに来い!俺もないけど心配するな、見ろよ青い空、白い雲、世の中なんとかなるだろう!」本当に無責任な話です。

戦後の間もないころから、高度経済成長期に入るころのことである。電気洗濯機・電気冷蔵庫・白黒テレビなど三種の神器と呼ばれた時代だ。

団塊の世代、昭和22年から24年に生まれた人たちが中心となり日本の経済成長に貢献したと言われている。西暦1947年から1949年になる。現在77歳から79歳に当たる人たちだ。団塊の世代は800万人の人たちが生まれている。単年度で266万人である。現在は単年度で70万人。3年間の合計は210万人。ざっくりとした数値だが現在の3年間の合計より団塊の世代の単年度にも満たない。少子化のすごさが身に染みる数値だ。経済社会の構造も変化せざる得ない。モノの販売でも販売量が大きく昔と違う。解決策は、外国への販売世界的規模で考えなくてはならない。まさにグロバール時代なのである。