言葉の力は大きい。
言葉を発した後に気づかされることが多い。
発した言葉が、自分の考えてた事と違う内容で伝わってしまう事が、時として起こってしまう。なぜだろうか。言葉を発った本人は、相手を傷つけようと思って発しているわけではない。頭の中で考えている事を正確に言葉にすることは結構難しいものだ。
最近、自分の言葉で話せない子供が増えている。一つは、学校での会話、家庭での会話、心を込めて話す機会が少ないからだと思われる。
朝起きて「おはようございます。」から始まり、「いただきます。」「行ってきます。」「ただいま。」「有難う。」「ごめんなさい。」などなど、日常の会話における言葉のやり取りが極端に少ない。何気ない日常の言葉を、心を込めて発する事で、正確な言葉を発する事ができ、相手に伝わる言葉が出てくるのではないだろうか。